日本人観光客を待つ人気店
4月 23, 2024
日本人観光客がハワイから消えて、もう2年が経ちました。
既に、日本人観光客で溢れていた賑やかなワイキキビーチを思い出すことすら難しいくらい、日本人観光客がいない風景にも慣れてきてしまっています。
しかし、日本人観光客に人気のあった物販店や飲食店などは、楽しそうに行き交う日本人観光客の姿を懐かしく思い、1日も早く日本人の方々が帰ってくることを心待ちにしています。
コロナ禍となる前、2019年は年間約156万人もの日本人観光客がハワイを訪れていましたが、昨年2021年は2019年比98.5%減との統計が先日発表され、その数字を聞いて商売への影響は恐ろしいものだろうと察してしまいます。
コロナによる打撃で耐えきれず商売に見切りをつけ、閉店してしまったお店も数えきれません。
もちろん頑張って耐え忍んでいるお店もあれば、徐々に進む観光への規制緩和を受けて閉店からリオープンしたお店も増えてきました。
日本人にも人気のグルメ通りと言われている『Monsarrat Ave』にある、有名なカフェ『Sunny Days』。こちらも長く閉店を強いられていましたが、12月にスタッフもメニューも一新、新たなスタートでリオープンしたばかりです。お店の方にお話を伺うと、クリスマスのホリデーシーズンでアメリカ人観光客がハワイに押し寄せ、順調な集客が1月中旬までなんとか続いていたが、最近はだいぶ落ち着いてしまったとのことでした。
やはり、1年を通してハワイを訪れてくれていた日本人観光客が戻るのを待っています。4月にはハーフマラソンの『ハパルア マラソン』が今年は行われることが決定していることから、その頃には日本人観光客がハワイに戻って来てくれるのではないか?と期待していると、話してくれました。
先日行われた岸田総理の会見では、日本の水際対策も緩和の方向で進めているとのこと。このニュースを聞いて、やっとのことでリオープンに漕ぎ着け、日本人観光客を心待ちにしているハワイのビジネスオーナー達の事が頭をよぎりました。
ハワイでビジネスをしている方々のことを思うと、是非とも日本人の観光客の方々がまたハワイに気軽に来られるようにしてほしいと、日本政府に頭を下げたい心境になります。
ワイキキとアラモアナセンターを結ぶルートで走る、ワイキキトロリーの『Pink Line』。いつも、楽しそうにお買い物袋を抱えた日本人観光客の方々が沢山利用していましたが、今は寂しい限りです。
日本人観光客で賑わう『Pink Line』が早くまた見たいと思ってしまいます。
